2021年02月11日
初めて祝う中国正月(春節)
昨日のこと朝食を済ませて一服していると、娘が何やらミヤさんと話した後どことなく
遠慮がちに「J-Parkに行ってくれない?」というので二つ返事で了解し、車を出す
準備をしていると、ミヤさんもさっさと着替えて車に乗り込んでくる。
これはJ-Parkだけでなく、あちこち行くため娘を焚きつけたようだ。
車を走りだすとすぐに、ミヤさんから仏具屋へ行くよう指示がありそら来たと思った。
仏壇の飾り物の購入みたいである。
つぎはJ-Parkであるが、ここではちょっとしたお供えとアヒルの姿煮用の肉とかを
仕入れ今度は開き始めたタラートで果物、更にのこで購えなかった果物を買って
帰宅である。
ミヤさんがいないところで娘に、普段買いもしないものをたくさん買って、一体何を
するんだ?タンブンか?」と聞くと、「違う明日からチーン(中国)のニューイヤー
だから、お店のチーンの神様にお供えするため」 それで半分納得した。
明けて今日はウォーキングを終えて帰ってくると、娘が既にアヒルを蒸していて、
他にも何やら準備していたが、あるところまで進むとお店の準備があるからと言い
残してそそくさと出て行った。ミヤさんは「お店のことさっさとやって大学に行かなけ
ればならないからで、ピーノ それより小さなテーブルを一つ綺麗にして玄関の前に
出しておいて」と、朝飯の準備をしようとしたところへ指示が出る。
どうするのか見ていると、自分も経験がないためか、Googleで調べ乍らテーブルに
準備したものを並べ始めた。
こんなこと判ろうはずがない。
ミヤさんはれっきとしたタイ人であり、子供の時分から春節など経験していなく、
ましてや私も日本人で春節など知る由もない。
今年の春節は今日2月11日~2月17日までで、華系タイ人の多いチョンブリや
シラチャなど、休みのところも結構あるだろう。
今日は朝からひっきりなしに、爆竹の音があちこちから聞こえてくる。
さて今度こそ朝食の支度にとりかかろうとすると、「ピーノ まだお店の方が全部
終わっていないから今から一緒に行って」だと指示が飛んでくる。
どうせ終わったら何か食べようというだろうから、癪に障るので判ったと言って
金は一銭も持たずに車を出す。
中華系の祭壇て本当にどこへ行っても(タイで見た)床の上に設けられている。
きっとこれが普通なのであろう。
この祭壇は新しく作ったものではなく、店を買い取った時についていたもので、祀ら
ないからといって捨てるわけも行かず、そのまま毎日祀って入るようだが、店の者達
はどういうものを祀っているのか知っているのだろうか。 勿論私も知らないが・・・。
まあミヤさんは経営者だから、祭壇を祀ると同時に我が家も同様に祀ったのだと
思うのだが、口数の少ない嫁さんの心を読むのはしんどいね。
そしてこちらも同時に祀っていた。 そうタイの神様ガルーダである。
これでタイの2度目の正月は無事終了(我が家は華系ではないから、ただ祀ったという形式に
従った迄のことだろう)したのだが、さて3回目のタイ正月であるソンクラーンは、今年は一体
どうなることだろう。
Posted by jinbei at 19:25│Comments(0)
│タイの文化