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Posted by namjai at

2018年08月31日

「断捨離」と「もったいない」

以前彫刻刀を買って、使おうとしたらとんでもないナマクラだった、ということを書いた
が、結局使えないまま放置してあった。
使えないものを使えるようにしようと、未練がましく「研ぎ」を加えたんですが、やっぱり
ナマクラはナマクラ、すぐに刃が丸くなってしまう。
これがナマクラの彫刻刀で
Made in Chainaです。
柄も形よく反り刃もある
ので、良く調べもしないで
買ってしまったものです。
























「研ぎ」をやってもだめなのに、まだ「もったいない」が頭にあります。
そりゃそうですよ、一回も使ってないんだから。

しょうがないから「焼き入れ」することを考えた。
「焼き入れ」は一度やったことがあるので、コンロを使って炭火を起こし、彫刻刀を
突っ込んで赤くなるのを待ち(真っ赤になってもダメ)、一気に水に突っ込んで
冷ます。
家でやる仕事なので、「オイル焼き入れ」などできず「水焼き入れ」になります。
それで刃先が冷めたところで、ヤスリを当てて確認したんですが、やっぱりナマクラの
ままである。

私のやり方に何か足りないところがあったんだと考え、同僚のTさんにお願いした。
この人 口八丁手八丁の職人肌で、快く引き受けてくれた。
・・・が、暫くして「Jinbeiさん こりゃ正真正銘の折り紙付きのナマクラだよ。ヤスリを
当ててチェックしたけど、まったく焼きが入いらない」と返してきた。
上が私が焼いたもので、
下がTさんが焼いたもの。
鉄は焼いて冷ますと青色に
変色し、この後「焼き戻し」を
して柔らかさを与えるが、
もうその必要なしです。
















やっぱりMade in Chainaのクオリティだ。
普通刃物・工具は炭素工具鋼(SK材)という鋼を使うのだが、恐らく炭素の含有量が
少ない、クズ鉄の棒を加工したんでしょう。
柄の部分と梱包代を払ってしまったが、さてどう使おうかとまだ未練がましく考えて
いるJinbeiがいます。
あってもこのままでは使えないから、思い切って「断捨離」で捨ててしまおうか。
暫く使い道を考えて、だめなら捨てる。
言うのは簡単ですが、「断捨離」って難しいですね(人の性格にもよるのでしょうが)。

ところでミヤさんはタイ人には珍しく、「断捨離」の名人って言えば名人です。
壊れて使えそうもないものは、サッサと捨ててしまいます。
何とか工夫すれば使い道があるかもしれない、なんてこれっぽっちも考えません。
もし 少しでもそういう所があれば、まず一手は加えるが次は義母の所である。
一変して義母は正反対。
この母親にしてよくこの娘が生まれたものだと、呆れるくらい違います。
義母ときたら、なんでこんなものまで持ってるんだと思うくらい、物置に色々としまって
あり、「断捨離」なんて程遠い世界の様である。
タイに15年暮らしてきて色々なタイ人を見てきたが、どうも義母が一般的なタイ人
のようで、ミヤさんが異色のように見える。

日本人も同じで、年寄り(もちろん私を含めてだが)になるほど「もったいない」を感じ、
年齢が若くなるほど物への拘りが薄く、「断捨離」の傾向にあるのではないだろうか。
ま 「断捨離」と「もったいない」は性格にもよるだろうけれど、使い分けでしょうね。


  

Posted by jinbei at 17:47Comments(2)日記/一般

2018年08月29日

最近の中国

私の同僚のTさんが、いつもの「OHAYO」を持ってきてくれたので、面白い記事を
紹介します。
この地方紙月刊誌
のようですが、
時々面白い記事を
載せます。









猛暑
日本では猛暑が話題になっているようであるが、これは日本だけでなくアメリカでも
ヨーロッパでも、記録的な猛暑・熱波が観測されているそうである。
・アメリカ カリフォルニアのデスバレーで、6月に52.8度を観測し4名死亡。
・スペイン・ポルトガルの気温が上がり、1997年の記録48度を上回りそうだという。
・その中ギリシャのアテネで、熱波による山火事が発生したとのこと。
・スウェーデンのケブネカイセ山頂の氷河が熱波により溶け、標高が4m低くなり
 スウェーデン国内最高峰ではなくなったとか。

氷河が4mもの厚さで溶けたとなると、それは海に流れ温暖化で水蒸気となり、今度は
豪雨となって地上に降り注ぐんだろうと思うと恐ろしい話である。

中国の経済破綻と凋落(ちょうらく)
・中国の一部の経済学者が、日本のバブル崩壊前夜にそっくりだと警告している。
・中国共産党は、必死で数字を誤魔化して安定していると見せかけている。
・ここ数年、中国のトップ企業は海外へ拠点・資金を移そうとしていて、タイでも
 中国系企業の工場建設や移民ラッシュを迎えているという。
・中国が軍事拠点化を進めている南沙諸島・西沙諸島・スカボロー礁に、強硬に反対
 しているのはベトナムだけだが、フィリピンの巨額の資金援助と高速鉄道建設
 計画が中国経済の破綻により、ドテルテ大統領が反対派に回りそうだとのこと。
・米中の貿易摩擦による貿易戦争状態
・中国政府による新疆ウィグル自治区での、不当な収容・弾圧で多方面で歪が噴出。
 習近平主席のポスターに、墨汁をかける抗議活動も話題になっているという。

この記事を編集した人物がどういう人物か知らないが、記者である以上ある程度は
公正にみていると思うのだが、人それぞれで思惑など分からないが、中国の記事は
さらに続く。






















中国「一帯一路」の負の遺産
 スリランカ
   第2空港であるマッタラ・ラージャバクサ空港は中国の融資・支援で建設されたが、
 唯一の定期便も利用者が少なくて廃止され、経営危機に陥っているという。
 近くの中国が建設したハンバントタ港は、建設費を賄えず運営権を中国に奪われた
   格好になっており、そのためスリランカ政府は、インドに空港の経営権を移譲して
 中国をけん制しているという。
 
 インドネシア
 ジャワ島のジャカルターバンドンの高速鉄道計画は、日本の計画が先行していたが、
 中国の「一帯一路政策」の低金利融資により、日本の計画はインドネシア政府に
 奪われてしまったそうだ。  その後着工はしたものの中国の経済成長が止まり、
 工事も中断されたままのようである。
 インドネシア政府は、日本に援助を求めたが、信用されず宙に浮いている。

 タイ
 ・ナコンラチャシマーバンコック間の高速鉄道は着工しているものの計画の遅延。
 ・チェンマイーバンコック間の高速鉄道計画は、一度は中国に正式決定したが
  タイ政府により白紙撤回となる。

 マレーシアとシンガポール
 高速鉄道計画は、中国が受注するのではないかとみられていたが、マハティール
 首相が採算が不安視される計画自体を中止した。

 中国のAIIB(アジアインフラ投資銀行)
 現在活動はしているものの、日本・アメリカが主導するADB(アジア開発銀行)に
 比べ規模が小さく、「一帯一路政策」に必要な融資のための銀行だったが、中国
 経済の衰退とともに、その存在感が徐々に薄れているそうである。

私は普段身の回りのことと、時として日本のニュースに触れてはいるが、こうして自分が
身を置いているタイと周辺国に、改めて目を移すと今まで知らなかったことがよく見える。
日常生活に必要はないが、たまには大きな目で周囲を見ることも必要だとつくづく思う。


  


Posted by jinbei at 09:26Comments(2)日記/一般

2018年08月27日

鹿の角の壁飾り・・・台板(雨の合間に)

日曜の朝 いつものように起きだすと、これまたいつものようにお茶を一杯飲んで、
タバコに火をつけて外に出ると、今にも降り出しそうな空模様である。
3~4日前から咲き出した
小さな白いランが、可憐な
姿を見せている。



















ふと何気なく足元を見ると、朝から嫌なものを見てしまった。
なんとグリーンスネークの
子供の死骸である。
茶色っぽく見えるのは、
無数のアリが群がっている
からだ。











すぐに片付けようと思い、外に出るとなんと門柱の脇にももう一匹死骸が。
上の写真の緑のと同じ状態で死んでいるのである。
とにかく片付けるしかないと、気を取り直して処理するも、なぜ3匹も死んでいたのか
不思議なので、もう一度中に入って見上げると、なんとマンゴーの葉っぱにもう一匹
死骸がへばりついていた。
慌てて水道の水で落として洗い流し、下水溝に流してしまった。
3つの死骸は全く同じ形で、生まれ落ちたような形なので、なんとなくグリーン
スネークって卵胎生なのかなあ なんて思ってしまった、

全くなんて日だ朝からと思いながら、外のマンゴーを見て回ると、袋掛けしてあるもの
の内1個が黄色っぽく見える。
袋から取り出してみると、
いい色に変わっており、
なんとも旨そうで、これは
格好のデザートができた。
早々に朝食を済ませ、
一切れ口にしたのだが、
これが酸っぱいのなんの
こんな酸っぱいの、久し振り
に口にした。




















さて、土曜日は台座の顔の修正とペーパー掛けに費やしたので、次の台板作りに
取り掛かることにした。

日本のようなホームセンターはなく、適当な板はどこを探してもないが、念のため家の
近くにある材木屋へ行ってみた。
板材はあるが皆厚すぎ、丁度いい厚さのものは幅が狭い。
仕方なく2枚を繋ぎ合わせることにし、3mも必要ないが50Bだというので即購入。
早速家に帰って寸法取りして、適当なところを切り出す。
この板バカにざらついているし、表面がトゲっぽいためカンナ掛けから始める。
表面がトゲっぽいわけである、ラワン材だったのであるが加工は非常に楽だ。
台板のために、私の構想は
曲線だけのカットである。




















曲線を作るのに、定規や
コンパスは必要ない。
茶碗とお皿の縁を利用して
組合わせれば、簡単に
曲線は描けるのである。

















さて台板2枚はできたが、2枚を貼り合わせるにどうするか。
以前ボンドがあったのを思い出し、家じゅう探し回ったがどこにもなく仕方ないので、タイ
ハードウェアまでひとっ走り。
ボンドはあったが、店員が言うにはエポキシのパテの方がいいというので,店員
ご推奨のパテ・カラースプレー・木ネジ・クサリなどもついでに購入。
2枚の板をパテで貼り合わせ、パテが乾くのを待つ。
日曜の作業はここまでである。
残っている作業は塗装であるが、これがまた厄介そうである。
というのも木材に塗装すると、塗料が吸われてしまって、滑らかな表面にはならない
から、台板・台座の表面をプライマーのようなもので処理する必要がある。
また、2枚の板が剥がれないように、台座を繋ぎの役に仕立てなければならない。
ここまで来てもそう簡単には行きそうもなく、だから物を作る楽しみも続くんだろう。


  

Posted by jinbei at 20:27Comments(0)趣味

2018年08月24日

アン・シラ(バンセン)の道教寺院

先日アン・シラのタラ―トへカニを買いに行ったときに、面白いところを見つけた。
バンセンビーチからバンコック方面に向かって、およそ7~8分走るとアン・シラの
フィッシュセンター(魚市場)につきますが、その手前100mくらいの右側に、中国風の
色彩の強い寺院のような建物がありました。
興味があったので、ミヤさんを車に待たせて、私一人で門をくぐって中に入って、
驚いたのなんの、思わず「なんだこれは」、と言いたくなるようなものが待っていました。
4階建ての建物の柱
という柱、屋根まで竜
飾られ赤・金・緑の
極彩色に溢れてい
ます。
これは本堂になるん
だろうか?







この向かって左にあった、これは鼓楼ですね。
鼓楼にしては豪華すぎる
建物です。
この柱・屋根にも竜が一杯
飾られています。

























この鼓楼の前には唖形像(口を開いている)と吽形像(口は結ばれている)が置かれ
ています。
日本の仁王様と
違って、この石像は
なぜか衣服をまとっ
います。















しかし う~ん なんだここはですよ。
日本式に考えれば、阿吽の像があるってことは寺院ですが、上の本堂らしき建物の
入口両脇には狛犬が陣取っています。
狛犬となれば、これは神社であり、上の建物は本堂ではなく本院になるわけです。
ま それは後で調べることにして、本院(?)の隣=鼓楼と対称の位置に鐘楼があり
ます。

釣鐘が金です。
何もここまでしなく
てもと思いますが。
しかし写真が小さく、
難いでしょうが、
思わず笑っちゃい
ました。











こちらの阿吽の像は、唖形が琵琶を奏でながら笑っているし、吽形は横笛らしきものを
持って微笑んでいます。
そして本院の真正面にはこれまた信じられない像です。
左手に金の輪、
右手に如意棒のよう
な棒を持った童子が
9匹の竜に囲まれた
がありましたが、
何を表しているん
だろうか。











後ろの本院入口の上に「道徳天霊宮」と書かれた額が掛かています。
するとここは「宮」である以上寺院ではなく、天満宮なんかと同じ神社なんでしょう。
果たしてタイに神社なんかあるんだろうか?とまた疑問です。

そしてその横の香炉と灯篭なんですが、これも金ぴか。
これはやりすぎでは
ないかい?
しかし足は獅子を
形取っていて細工が
細やか。
でも竜は寸詰まりで
下半身はトッケーの
ようだ。










・・・が、ウン?神社なのに線香?ここ疑問の塊みたいなところである。

さてこちらは 講堂だろうか?
この講堂(?)は飾り
はないけれど、
日本人にはこの方が
受け入れ易い。















こっちにも先ほどの童子らしき人物と竜、そしてこれを取り巻く魚らしいものを持った
子供たちの像がありました。 こちらも何を表そうとしているのかわからない。

先に鼓楼を出してしまったが、楼門(お寺なら山門になるだろう)を入ってすぐに、
五重の屋根を持った
六角堂が2棟建って
います。
これまた飾りが凝って
いて、竜はもちろん麒麟
朱雀・はては鶴らしい鳥も
います。
壁にはどうやら仙人らしい
人物像が、彩色豊かに
描かれています。



















何を祀ってあるのか?

結局何を祀っているのか
分かりませんでした。














本当はここから始めなければいけなかったんでしょうが、楼門を入っていきなり圧倒
されたので最後になっちゃいましたが、改装中の楼門です。
これも立派です。
しかしです、白壁に
浮き彫りにされた
トラの稚拙さは、
猫みたいです。













早々に引き上げ、車の中でミヤさんに、「ここは何というお寺だ」と聞くと、ミヤさん曰く
「ここはワットではなくサンジャウで、ピーノの家に行ったときに連れてってくれたところ
(多分 浅間神社)と同じで、サン ジャウ ナー チャー サー タイ チウって名前」と
説明してくれました。

家に帰ってGoogleで「神社のタイ語」を引くと「サン ジャウ」です。
しかし一体何の神社だろうと、念のため額に書かれていた「道徳天霊宮」をチェック
したところ、驚きましたね実際。
なんとここは中国の神社で広く知られていると言う訳ではなさそうですが、「知る人ぞ
知る」の場所だったようです。
本院の中にも見どころはいっぱいあるようです。
興味のある方は下記ご覧ください。
 タイ旅行記(道徳天霊宮) 
    cluricaune.world.coocan.jp/2013-09-thailand/temple.html

道理で仏像が見当たらないと思いましたが、また疑問です。
「宮」というからには何らかの宗教に違いないと、いろいろと調べまくったら道教に
関係ありそうだが、道教って宗教だっけ???
老子の教えだくらいは知っているが、それ以上の知識はなく、またGoogleを調べる。
すると中国3大宗教の一つとあった。
仏教 儒教 道教 だそうである。
そうか道教って老子の教えではなかったんだ、またまた調べると、「中国古来の雑多な
民間信仰に、神仙思想や老荘思想を取り入れ、更に陰陽五行説、易、呪術、卜占
などを融合したものとありました。
 中心的協議は次の2つだそうです。
 1.神仙思想
 2.老荘思想

日本への影響は、そのまま入ったわけではないらしく、「陰陽道」として伝えれられ、
又浦島太郎、七夕などのルーツでもあるそうです。

この「道徳天霊宮」への行き方ですが、下記マップをご覧ください。
(最初からマップを見ていれば、ここが道教寺院?って分ったんですがね)
























  

Posted by jinbei at 20:48Comments(0)タイ生活

2018年08月22日

鹿の角の壁飾り・・・台座

今年の年初、一時帰国した同僚のTさんから土産だと言って「猪の牙と」「鹿の角」を
頂いた。
猪の牙の方は、既に加工して一対のお守りを作ったが、問題は「鹿の角の方で、どう
使ったものかアイディアがまとまらず暫く放っておいた。
刀掛けなんてのもあるが、我が家に日本刀なんかあるわけがなく、結局壁掛けに
しようと思いついた。
一番の問題は角の台座を
どうするかである。
石膏のようなものにするか、
木にするにしても適当な
材木が見つからない。




















ある日会社の梱包材に、適当な材木が使われているのを見て、その端材を切り出して
貰った。

この端材に角を埋め込む
のだが、矢張り端材では
飾りもへったくれもなく
みっともない。














良いモデルのシカは近くにいないし、色々考えた末気が付いたら、ごく身近に
モデルとなりそうなのがいたのである。
チョット顔の長いルックを
モデルに、端材を削り
出して角を取り付ければ
何とかなりそうだ。












早速加工開始である。
このノミはなまくらでは
なかったが、金槌がないと
使用がちょっと難しい。
ここまではノコギリとカンナ
だけで加工。











やっぱり日本の木材なので柔らかく、加工が非常に楽である。
ノミが使いにくいため、殆ど彫刻刀である。
ここまで進んで躊躇して
しまった。
世の中にある鹿の角の壁
掛けってどんなものがある
のだろうか?











制作前に一応調べたには調べたが、剥製風のものや頭骨を付けたものしか
見ていなく、もっと調べる必要があると思うと迷いが出てしまった。
そのため、ここまで来て作業は中断である。
基本構想は頭にあるが、迷っている内はまとまらない。

やっぱり台座作りに木を選んだ限り、このまま続けることにし、更に角を埋め込む穴も
彫り込みを進めるが、右側は簡単にできたが、左側が厄介である。
穴位置・角度など対象にしなければならないが、角の埋め込み部分の形状が単純では
なく、角の方を削ったりしながらここまで来た。


















台座の形状はもう少し手を入れる必要があるが、全体のイメージはこんな感じである。

台座の額は般若っぽく、
鼻梁が高すぎあごが広すぎ
るのでまだ微調整が必要で
あるが、まああとちょっとで
完了するだろう。
次は台座を取り付ける
本体の加工が待っている。
あと一月くらい掛りそうだ。

しかしである、これを投稿
したらいやでも完成させ
ねばならない。
途中で挫折するわけには
いかず、自分を縛って
しまうことになるが、
まあ完成させることだけを
考えてやりぬこう。









  

Posted by jinbei at 20:27Comments(0)趣味

2018年08月19日

カニ汁とキンピラごぼう・・・男の食彩⑭

休みの日って、やっぱりゆっくりできていいですね。
15日まで5連休だったので、19日の日曜1日の休日です。
7時半に起きだしたんですが、いつものように家の周りをブラブラした後、さて朝飯は
何にしようかと、これまたいつものように考えちゃいます。
決まっていないときは、必ず冷蔵庫・冷凍庫を開けて何があったかチェックです。
・・・で、冷凍庫に茹でたガザミの残りがありました。
先日アン・シラのタラートでたくさん買って、食べきれず冷凍庫に入れていました。
これはもう決まりで、ガザミの
「カニ汁です。
カニ汁ったって、特別に何か
する分けでなく、単に味噌汁の
具に茹でガニを使うだけです
から簡単です。















味噌汁を作るだけだから、
カニの処理を入れても、
10分もあれば十分です。
勿論これは汁ですから、
別におかずとなるものは
作ります。










これが私の朝食です。
キャベツの炒め物に
ベーコンを炒めて
添えます。
ご飯の横はキムチ。
普段あまり口にしま
せんが好きです。








今日は食が進んでお替りまでしましたが、どれだけ食べても太りません。
これって体質でしょうね。

今日は「鹿の壁飾り」の製作もかなり進んで、あっという間の一日でしたが、5時頃に
なると木を削りながらも、頭の中は夕飯のことを考えています。
実は5連休の最後の日に食料を仕入れに行った際、ゴボウを見つけたんです。
ゴボウのテンプラも好きなんですが、私にとってゴボウ=キンピラなんです。
いくらマックスバリューっていったって、高いものは買いません。
しかし時々売れ残りが半額で出てるんです。  これを買わない手はありません。
タイでゴボウですよ、新鮮味なんて関係ないですね、半額です。
これを見つけたら、もう頭の中はキンピラですよ。

端っこの方が萎びて
いますが、切り取っ
ちゃえば問題なし。
・・・で、ついでに
人参の仕入れも忘れ
ません。








ゴボウを先に千切りにして
水でアク抜きしている間に
人参も千切り。
そうして油を引いてゴボウ
ニンジンを入れ、シンナリ
したら酒を絡め、砂糖・
醤油・味醂で適当に味付け
し、味見しながら辛子も
入れて完了。







おかずの積りで作ったんですが、出来上がって味付けを確認している内に、酒の
ツマミになっちゃいました。












いつも思うことですが、料理人の頭の中の構造ってどうなっているのかと思います。
私なんか、甘くするしょっぱくするにはどうするかは分かりますが、まろやかにするとか
旨味を引き出すとか何かはわかりません。
それが料理人のプロでしょうし、家庭を切り持っている奥さんたちも同じなんでしょう。

職人もそうですが、芸術家って頭の中であれをこうするとここはこうなる筈だって
計算できると思うんですよね。
それって職人も芸術家も、料理人も技術屋も同じだと思うんですが、では職人が
料理人の真似をして同じようにできるかって言ってもそれはできないし、料理人が
職人の真似をしても多分できないでしょう。
しかしです、同様のものを生み出すに要する時間は、凡人が真似するより相当
少ない時間で真似ることができるようになる、それがプロって言うんでしょうね。

  

Posted by jinbei at 23:16Comments(2)日記/一般

2018年08月18日

現況届と自動車税納付と

8月は休みが多く、その割にやることが多く、官公庁の休みも重なるので、会社を
休まなければなりません。
免許の書き換え、これは5年に1回だから事前準備さえしておけば問題なし。
面倒なのは年金受給者であるために、現況届を出さなければならないんです。
誕生月になると、
日本年金機構から、
現況届のハガキと
こういう案内が入っ
た封書が届きます。













ハガキを書くのは問題ないんですが、在留証明が必要なんです。
昨日はこの在留証明をもらうために、日本領事館まで足を運んだんです
いつもは申請書・パスポ
ート・住所が記載されて
いる封筒を提示しますが、
今回はタビアンバーンを
提示し、何の質問もなく
30分ほどで発行して
もらいました。






















在留証明は30分ほどで発行してもらい、シラチャに戻ったのは昼過ぎです。

あとは事前に準備した、ミヤさんの住居証明を同封するだけですが、実は昨年どうした
手違いか、ミヤさんの加給年金を止められて焦ったので、今年は念のためミヤさんの
住居証明のために、タビアンバーンのコピーも用意したんです。
 1.在留証明があります。
 2.私のタビアンバーンです。ここに記載の住所は、在留証明で証明されています。
 3.ミヤさんのタビアンバーンです。ここに記載の住所は、私の住所と同一です。
という3段論法で説明を加え、はがきと一緒に同封しました。

さてお昼を食べて会社に行こうかと思ったら、ミヤさんが「何言ってんの、自動車税の
納付があるんでしょ! ついでだから片付けちゃったら? 私も行くから」という声が
飛んできます。
しぶしぶ昼食も取らずに、R331バイパスのレムチャバン出口近くにある、陸運局
(運転免許試験場)へ、書類を持って車を走らせます。
こちらが保険会社から
送られてくる、自動車税
納付の案内です。
ここに記載内容により、
陸運局が計算して課税
値を言ってきます。








下の記事は、以前投稿したのをそのまま引用しました。
税額だが、600CCまでは1CC当たり0.5B、600CC以上1800CCまでは
1.5Bで、1800CC以上は4Bの累進課税方式だそうである。


この計算方式で計算すると、私の車は2755CCで、累進課税方式であるから
(600X0.5B)+{(1800-600)X1.5B}+{(2755-1800)X4B}=
5920Bとなる筈・・・であるが、実際にファイナンス会社からの通知では
6170Bでした。

今年もおかげさまで、5920Bで済みました。
そしてこれが自動車税納付の証で、これをフロントグラスに貼ってない車は、
警察に御用という次第です。
私Jinbeiは自動車税を
支払いました

やれやれの一日でした。

















  

Posted by jinbei at 18:44Comments(6)タイ生活

2018年08月13日

誕生日と母の日と

8月12日「母の日」、私の誕生日でもあります。
午後 私は「鹿の角の壁掛け」作りの作業で夢中になっていると、2時頃に
ミヤさんがいつものように突然、「車のキー貸して」と言います。
先程義母に電話していたので、母の日でチャチェンサオへ迎えに行くのだと
ばかり思っていました。
4時半頃帰って来たと思っていると、義母は来た気配はなく、台所で何か
始めたようですが、こっちは悩みながらの作業の最中、気になりません。

そのうち家の中から、「ピーノ 何やってんの、早く食べないと冷めて美味しく
なくなっちゃうよ」と声が掛かります。
こっちはまだ5時を少し回ったばかりで、何が美味しくなくなっちゃうんだ?、
と思いながら家に入ると、テーブルの上はこれですよ。
そうか誕生日と
母の日の祝いを、
家でやる積りで
買い出しに行った
んですね。



 、



早速手を洗って、5時を廻ったばかりですが宴会の開始です。
「どこへ行ってきたんだ?」と聞くと、「アンシラまで行ったけど、タラートは
車が一杯で人も多く、値段はこの前より高かった。」とこぼします。
タイはこういう時は、需要が多いために値段が上がる(上げる?)んですね。
ガザミは私の大好物なので、ミヤさんが大奮発してくれたようです。
2匹でいくらだ?と聞くと1400Bと簡単に言いますがものすごい奮発です。
背中にマジックで「カイ(タマゴ)」と書いてありますからタマゴが詰まっている
んでしょう。
早速食べ始めます。  殻を取るとミソとタマゴがびっしり詰まっていて、何とも
旨いとしか言いようがありませんが、コレステロールの塊かも知れませんね。

娘が2階から降りてきて何か始めました。
洗面器に水を入れて、ミヤさんのそばへ行き、プアンマーライ(花数珠)を渡し
何か言ってます。
洗面器の中に足
を入れ、健康で
いてねだとか何か
言いながら、軽く
洗います。







足を拭いた後、
両足に両手を
添えて三拝
ですが、この時
ミヤさんが返しの
言葉を言います。






最後はまたお礼の言葉を
並べ、抱いて頬にキス
です。















この後私も同じことをされましたが、毎年同じことをされますが、こういう時
娘っていいもんだなあって感じます。
その後今度は息子が同じことをしますが、さすがに抱いて頬にキスなんて
ことはしませんね。
こちらは毎年貰うプアン
マーライ(花数珠)
赤いバラが息子、
オレンジのマリー
ゴールドが、娘が
くれたものです。









この後は皆でご馳走を食べながらの談笑です。
私はというと、カニがあるとつい食べる方に夢中になり、口数が少なくなり酒も
少なくなってしまいます。
9時近くなったころ、どこからか音楽が聞こえてきたんですが、聴き取りにくく
耳を澄ますと、日本語で「あれ コレは・・・」と思ったとたん、後ろからケーキ
が運ばれ「日本語のハッピー バースデー トウ ユウ」のボリュームが
上がりました。
誕生日とは言え
もう70歳ですよ。
祝ってくれるのは
嬉しいが、この
爺にケーキかい
って思ってしまい
ます。









来年からは気の利いたウィスキーでも、前もって注文付けておこうかな。

食事も済ませ、シャワーを浴びてベッドにもぐりこみ、そろそろ眠りにつき
そうになったころ、娘がミヤさんに「メ―、ワン 二― アニバーサリー 
テンガーン ドゥアイ チャイマイ(お母さん、今日は結婚記念日も一緒
だよね)」って夢心地に聞こえました。
そうか 今日は結婚記念日でもあったんだ、と思いながら深い眠りに
入ってしまいました。

  

Posted by jinbei at 14:43Comments(6)タイ生活

2018年08月08日

早めの「母の日」

8月12日は私の誕生日ですが、実はタイに在住の方なら誰でもご存知で、シリキット
王太后の誕生日であり、タイの「母の日」でもあるんです。
 ※2016年以前はシリキット王妃でしたが、2016年以降は王太后(おうたいこう)と
  呼ぶのが正式だそうです。

2~3日前から総務の連中が、来客駐車場で何かやっていましたが、写真や飾りつけを
見てやっと納得しました。
会社は11日から5連休に入るため、事前に誕生日のお祝いをすると共に、「母の日」の
イベントをしようってわけです。
裏もありそうで、8日に手紙を出しておけば、休みに入って家に帰るころ、丁度手紙が
届いているってことなんじゃないかなあ。
王太后は今年御歳
86歳だそうで、もう
かなりお歳を召され
ています。
最近は国民の前に
顔を出していません。








昼休み前に駐車場を覗いてみたら、既に総務の連中は準備を終えて、筆を走らせて
いました。
きっと故郷に思いを馳せながら、お母さんだけでなく家族の健康などを気遣って、思い
を伝えようとしているんでしょう。
何を書いているか
知りませんが、手紙
を書いた人には、
景品と抽選会が
待っているようです。









こちらは従業員の気持ちを集める投函箱です。
違うユニフォームを着た人たちがいますが、きっと郵便局のサポートなんでしょう。
いつも思うんですが、
タイ人てこういうイベントを
考え付くのが本当に上手
だと思います。












私も今年70歳、ここ4年日本へは帰っていないし、母も今年は93歳になります。
先日弟から電話があって、このところ物忘れがひどくなったとこぼしていました。
お迎えが来る前に、一度は帰っておこうとは思いますが、タイミングが掴めず
グズグズしているのも事実です。
孝行しようと思った時にはもういないなんて、後悔することだけはないように
したいと思っています。

  

Posted by jinbei at 21:19Comments(0)日記/一般

2018年08月06日

忘れた頃の「焼きうどん」・・・男の食彩⑬

毎度のことですが、これまた大したことない食事ネタ。
休日の昼食って、最近作るのが億劫なうえに、タイ飯は胃にこたえる気がして、何とは
なしに麺類になってしまっています。
朝はちょっと遅くにソムタム・ガイヤーン・カオニヤオを食べているので、昼は麺類でも。
ところがこれまた飽きて、「何か変わったものでも」と思って考えたんですが、気が付くと
そういう時は大抵これにしています。
そうです、何の変わったものではなく「焼きうどん」なんです。
買い置きの玉うどん、
キャベツ、豚肉、
紅ショウガ、ノリ
削り節、そして
焼きそばソースが
材料。








「玉うどん」は冷蔵庫に入れてあるため、焼くときほぐしやすくするため、袋ごとお湯で
温めます。
その間に豚肉とキャベツを下拵えしておきます。
フライパンに熱を通しながら油を敷いて、キャベツと豚肉を一緒に炒めます。
キャベツの硬さがとれたくらいで、うどんをほぐしながら入れます。
先にうどんを入れると、うどんがフライパンにくっつきやすいので、私は後から入れる
ことにしていますが、これは焼きそばも同じなんです。
ここからは好みで、ソース味かショウユ味かですが、私はどちらも好きなんで、その時の
気分ですね。
味がしみ込んだら皿に移して、削り節を掌の中で適度に粉にしてふりかけ、青のりが
ないためノリを裁断し、紅しょうがを添えて出来上がりです。

以前はご飯もつけていたんですがもう歳ですね、これだけあれば十分です。
ご馳走様でした・・・・が、5時半頃には空腹を禁じ得ません。

  

Posted by jinbei at 21:10Comments(2)日記/一般