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ナムジャイブログ

2017年01月10日

続 犬の献血に行ってきました・・・改訂版

    写真が消失していたため挿入し直しました。2020年。2月29日
昨日投稿した記事は、途中から読みにくくなり申し訳ありませんでした。
年寄の初心者が横着したためで、①他で作成した下書きをコピーして貼り付けたこと、
②その記事をPCプレビューしないで投稿してしまった、というのが原因です。
深く深~くお詫びし、加筆修正して再投稿します。

昨年暮れ29日のことですが、ミヤさん(女房殿)が突然「Lak Siへ行ってくれないか?」と
言い出しました。 いつものことですが・・・・。
Lak Siへ行くということは、犬の献血のためにタマサート大学の動物病院へ行くということです。

この病院は町のクリニックなどと違って、日本の総合病院並みの大きさをしています。
各種診療科があり、各種検査室・入院治療室等が完備されています。

ミヤさんがフェースブックで知り合った人から、献血をお願いされて行くことになったのですが、
病院を経由しての献血は、献血する側×病院×輸血する側で金銭が絡みますが、
直接の話し合いのためお金は動きません。  ボランティアです。

今回は、Lock・Leck・Luckの3頭です。
病院に入ると、すぐに献血をお願いしてきた人と挨拶し、30分ほどで待って検査用採血です。
これは前回良くても、その後病気になっている可能性もあるため、毎回検査しなければなりません。
最初の献血(昨年6月)をしたとき、4頭とも(このときは父犬のLEOもやりました)
全て健康な血で、どの血液タイプの犬にも提供できるとのことでした。
 
しかしながら、2度目の時はLECKが耳の病気になっており、バクテリアのために白血球が
増えているということで断念し、結局LOCKとLUCKが献血しました。 
(LEOは7歳でシニア犬のため、献血は控えたほうがいいという事で今回は連れてきていません。)
 
約1時間後に結果が出て、3頭とも健康ですといわれホッとしました。
これを聞いて献血をお願いした人も、涙を流して喜んでくれました。
本当にタイ人は犬好きですね。

因みに犬の血液型は9種類あるようですが、我が家の犬がどういうタイプの血液型なのか
教えてもらえませんでした。
 
さていよいよ輸血用の採血です。
診察台の上に犬を乗せて、前足の脛から麻酔を打ちます。
するとすぐにグッタリしますが、目を開けているので意識はあるのかも知れません。
このとき犬が不安にならないよう、飼い主が犬のすぐ目の前に居るように言われます。
 
次に喉の右側の毛を、人のコブシ大ほど刈り落とし、そこから血管に針を入れて採血を始めます。
おおよそ7~8分は掛っているのでしょうか、採血量は400mlです。
下の写真が3頭から採血した血液です。
左上に印刷された450mlと掛れたところに丸印がついていますが、実際は400mlでした。
続 犬の献血に行ってきました・・・改訂版
















採血が終了すると麻酔を覚ます注射を打ち、採血したところを消毒して包帯を巻き、輸血に協力した
ドナードッグのスカーフを巻いて貰って終了です。
下は採血後で少し疲れた様子のLOCKです。 お疲れ様でした。
前足の青いテープのところが、検査用の採血と麻酔を打ったところです。
続 犬の献血に行ってきました・・・改訂版
















全てが終了して全員で記念撮影。
私が持っているのが採決した血液です。
LUCKはもう他の方に気を取られて、カメラの方を見向きもしません。
続 犬の献血に行ってきました・・・改訂版














ところで輸血が必要な病気って何だ?とミヤさんに質問したところ、一番はダニに咬まれて体内に
ウィルスやバクテリアが入り、機能障害になってしまう場合で、二番はガンだそうです。
実際にミヤさんの携帯に送られてくる、罹患した犬の写真は本当に重症という感じです。

ガンはとにかくダニに関しては、シャワーを浴びせるときに簡単に見つけられます。
毛の付け根・手足の指の間・耳の中などにくっ付いていますので、すぐに取ってあげないと
弱い犬はすぐ皮膚病になるので気をつけてやって下さい。

この話には後日談があります。
先週 私は輸血した犬がその後どうなったのか、気になってミヤさんに聞きました。
 私 「輸血した犬どうなったんだろうね? なんか連絡あった?」
 ミヤ「知らない。何も聞いていないから」と、何とも素っ気無い。
 私 「あんなに喜んでいたのだから、連絡くらいくれても良さそうなのにな」
 ミヤ「いいじゃない、タンブンなんだから」
 私 「・・・・・・・」

確かにその通りです。 恐れ入谷の鬼子母神です。
ボランティアが御礼を気にしていたら、ボランティアでなくなってしまいます。
反省しきりのJINBEIでした。

改めて記事投稿の失態を、お詫び申し上げます。


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