2020年05月27日
趣味はお茶?
帰宅してパソコンいじってたらミヤさんが、「ピーノ、このお茶いつまで放って







おくの?飲まないなら捨てたっていいじゃない?」って、突っかかてきた。
こういう物言いの時は、何があったか知らないが虫の居所が悪い。
かといって引き下がるのも面白くないから、「頂き物だし飲むからそのまま
にしておいてくれ」すると、「この前もファランでお茶作ったり趣味なの?」と
尚も畳みかけてくるが勝手に言わせておく。 触らぬ神に祟りなし。
茶道は趣味ではないが、確かにミヤさんが言うようにお茶と呼べるものが
あちこちにかなりある。
別段集めたわけではないが、知らずに増えてしまったのだ。
【英徳紅茶・英紅九号】
もう2年になるが、前の
会社の同僚が中国に
出張したときの土産に
貰ったのだが、台所の
片隅に置いてわすれ、
上記のようにミヤさんが
言い放ったやつである。
広東省英徳市の紅茶で
英国王室用茶に使用
されている世界的に
有名な高級紅茶という。
私には紅茶の味は良く
判らないが、捨てるのが
勿体ないケチである。
【高山茶】
こちらは上の茶より更に
古く、未だ誰に頂いた
のか思い出せない。
飲んだことないが、多分
台湾の烏龍茶であろう。
高山茶って1000m以上
の高い山で取れたもの
の総称のようだ。
上の紅茶もそうだが、
試しに飲んでみようとは
思うのだが、お茶は開封
すると湿気て変質する
恐れがあるから、開封
しないでいる。
冷蔵庫に余裕ができたら
試したい。
【苦丁茶(クチョウチャ)】
日本にいた頃上司に「肝臓に良い」と言って薦められ、出張で上海に通っ
ていた頃は、およそ2年毎日飲んでいた。
これは友人に頼んでヤワ
ラ―トの中国店で買って
もらったもの。
「一葉茶」ともいうらしく、
茶器などいらず、茶碗に
2~3本入れてお湯を
注ぐだけ。
中国茶器のように小さい
ものだと1本で十分。
モチノキの葉から作ると
いうが、苦いことー〃ー。
上海で飲んでたのは
爽やかな苦味だった。
【日本茶】
日本茶は毎日欠かしたことがない、逆にそれだから他のお茶に中々手が
伸びず減らないのかもしれない。
私は静岡県出身なので
お茶は切り離せない。
普段は夜だけだが、土日
ともなると、起きだしたら
まずお茶を淹れて一口
啜ったのち一服つけて
家の周りをまわる。
牧之原周辺は日照時間
が長いために、茶葉が
厚いので、普通と比べて
1~2分余分に蒸すため
深蒸し煎茶というそうだ。
【抹茶】
抹茶など日本にいた時は
飲みもしなかったが、
母が抹茶入り煎茶とか
抹茶入り玄米茶などが
好きでよく飲まされた。
タイに来て暑季の暑い
盛りに、冷たい茶を飲み
たいと衝動買いしてしま
った。
それでも氷が入って
冷えたこれを一気に
飲み干すのはホント、
旨い。
【麦茶】
これも上の抹茶と同じで
暑季の間は良く飲んで
いたが、それはティー
パックのヤツで、ポットに
ティーパックを入れて
冷蔵庫でいつでも飲める
ようにしていた。
ある時マックスバリューで
これを見つけ、それ以来
自分で作ったこの麦茶が
不動の座に就いた。
暑い時にもいいのだが、
私はウィスキーをこれで
割って飲んでいる。
【桑の葉茶】
シラチャに来たばかりの頃、ビッグCに買い物に行った折、生姜糖等の売り
場で日本茶などあるか探していたところ、日本茶ではないがお茶らしい
ものを見つけた。
生憎とタイ語だから何なのかさっぱりわからない。
ミヤさんにきくとちょっと考えた後、「シルクを作る”新芽チョーダイ”の虫が
食べる葉で作ったお茶」と、物凄く判り易い説明をしてくれた。
桑の葉茶って知ってはいたが、どんな味がするか、そのとき買って試しに
飲んだのがきっかけ。
その後、日本の弟が体に
いいからと言って毎日
飲んでいることを聞き、
暫らくの間何個か買って
は小包で送っていた。
その時のものがまだ残っ
ていたので、また飲み
始めた。
苦味や癖がなく僅かな
甘みがあって美味しい
お茶である。
パウダーにして抹茶の
替わりってのもある。
作り方はまず蒸すこと
から始めるみたいだ。
【グアバ茶】
グアバ茶を作った・・・シャム湾の風に吹かれて
これはもう説明するまで
もなく先週作ったばかり
である。
こちらも苦みなど全くなく
喉越しの爽やかな香りが
とってもいい。
物を作るのは楽しいがタイの文化にお茶はなく、たくさん作っても自分で
消費するしかない。
年金生活をするようになったら日本茶はやめてグアバ茶作りに精を出して
みようかな。
タイにいても日本人、お茶は欠かせない。