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ナムジャイブログ

2017年02月16日

ガオラットの実

     写真が一部消失したので、内容見直して追加しました。2020年3月1日
我が家にガオラットが植えてあります。
ガオラットと書きましたが、当初ガオラックと呼んでいましたが、ある時タイ語の辞書を見て間違い
であることが判り、更に正確にはガオラッㇳ(Tを発音しない)ことも知りました。

そのガオラット(ここでは便宜上ガオラットと記載)ですが、5年ほど前タイ人スタッフが「ピーノ コレ
食ベル? ニホンノ クリト オナジデス」と言って、焦げ茶色をしたラグビーボールの形をした
木の実をくれたので、半信半疑で食べましたが、栗の味そのものでした。

その後暫くしてインターネットの画面を示して、「コレガ タイノ クリデス」と言って教えてくれ、更に
苗木があるからと言って1株分けてくれたので、家を新築して間もなくでしたがこの木は大きく
なると言われ、塀の外に勝手に植えました。

植樹をしたときは50cm有るか無きかの高さだったのが、今では家の高さほどに大きくなり、
年中 実をつけています。
成長が早く、「桃栗3年 柿8年」とはよく言ったもので、3年くらい前から赤い実をつけるように
なりました。
下の写真は最近撮ったものですが、淡いピンクの房状の花をつけています。
ガオラットの実










  





こちらは既に実を付けた写真で、どう見ても日本の栗やドングリと違うので、おそらくブナ科の
植物とは違うと思いますが、常緑広葉樹で 今の時期葉が落ちることもなく、ちょうどよい日陰を
作ってくれるし、外から家の中が見えない目隠しの役もしてくれているし、何よりいいことは虫が
寄り付かないことと、小鳥が巣を作りやすいことです。
今この木にはどういう小鳥か知りませんが、小鳥の巣が3つあります。
ガオラットは何科の植物なのか、インターネットで調べましたがサッパリ判りません。
ガオラットの実
















下は赤くなった外皮が避けて中の実が見えるようになったもので、既に食べ頃です。
ガオラットの実
















赤い実を取って接写したもので、サヤの中の実は通常1~2個で稀に3個のものもあります。
ガオラットの実

















で 調理法は?  そう栗や落花生と全く同じで、好みの塩加減で茹でて食べます。
味は・・・・?  クリト殆ど変わりませんが、焼いたガオラットはまだ食べたことがないので
判らないけれど、茹でたのが栗と同じならきっと焼いても同じと思います。

こちらは茹でたガオラットで、ガオラットの外皮も栗ほど硬くはないけれど、硬い外皮(写真下の
右半分)があり、その内側にこれも栗と同じく渋皮(写真の左側の欠けたようになっている部分)
があって、そして中身(黄色のところ)となります。(写真が多少ボケてしまっています)
ガオラットの実
















栗のタイ語はガオラットと言いますが、日本の栗はガオラットイープン(天津甘栗でも)です。

この木を 別に増やす積りはありませんでしたが、挿し木はダメ、接ぎ木は元木が判らなくてダメ、取り木は
根が成長するところまでは上手くいくが、植え替えを何度やってもダメ、こうなると意地になり結局は実生で
幼木を育て、釣友のMさんに差し上げました。



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この記事へのコメント
ガオラットは知りませんでした。
栗と同じような味なら、毎年楽しみですね。
機会があったら是非私にも幼木をおすそ分けしてください。(笑)
Posted by ドラえもん at 2017年02月19日 10:44
ドラえもんさん
どのくらい時間が掛かるか判りませんが、また挑戦して育ててみます。
ところで、カヌンの種も茹でて食べると、塩加減にもよりますが栗と似た味がします。
一度挑戦してみてください。
Posted by jinbeijinbei at 2017年02月19日 12:51
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