2019年04月18日
コオロギと蚕のサナギの唐揚げ
ソンクラン休暇も最後だという昨晩のこと、晩酌中の私のそばで息子のブアッㇰの
ために早めに来ている義母と息子が、「・・・をセブンの近くで売っていたけど食べる?」
「食べたいから買いに行こう」とか話して出ていった。
ミヤさんに聞くと、セブンの近くでやっている屋台に何かを買いに行ったようである、
暫くして義母と息子が返ってきたが、義母の手には何か黒っぽいものが入った袋が
ぶら下っている。
「ノ これは美味しいから食べなさい」と言いながら、深皿に盛りつけたものを
つまみながら私の前に置いた。
なんとコオロギと蚕のサナギの唐揚げである。
唐揚げといってもタイのこと、油をよく切ってないため、油でギラギラしている。
でもこれ美味しいんである。
茶色っぽいのが蚕のサナギで黒いのがコオロギである。
蚕のサナギはどことなく甘くミルキーっぽいのである。
ミヤさんが横から手を出し、4~5個スプーンに取り食べながら「これはミルクっぽくて
すきだけどコオロギは食べない、イナゴはいいけど」とのたまう。
どちらかというと私はコオロギの方が好きなのである。
コオロギの方が喉越しの風味というか、何となくどこか「えびせん」に似ている。
否 私がそう感じているだけで、他の人はどうか知らない。
タイ人にとって(否イサーン人)にとって昆虫は貴重なタンパク源なのであり、決して
ゲテモノ食いではない。
義母はいサーン人ではないが、死んだ義父がブリラムの人だったから、義母も昆虫を
口にするのは別に問題ないのであろう。
戦後の日本でもイナゴの佃煮は手頃に手に入って、私も食べた思い出がある。
Posted by jinbei at 11:19│Comments(0)
│タイ料理