2020年07月12日
椅子の補修
退職してからあっという間に3週間が過ぎてしまったが、本当にこの3週間は
ビザ申請やら社会保険申請やらで、今まで行ったこともないタイの官公庁を
訪れた。
この2~3日漸く落ち着いてきたため、朝起きて一服点け家の周りを散策
しながら一日の過ごし方を考えるようになった。
ランの様子を見ていたら
一株にツボミが伸び始め
てきたのに気が付いた。
これはバンダ系のラン
だが、はてなに色なの
かは花を見るまで判ら
ない。
表に出てふとお向かいさんの垣根を見ると、綺麗な大型の蝶が盛んに吸蜜
のため花の周りを飛び回っているのが目に入った。
琉球アサギマダラだ。
タイに来てというより
シラチャに棲みついて
から、日本では見た
こともないチョウに
沢山出会った。
そうだ、今日は先日壊した椅子を修理しようと思いついて家に入ろうとすると
タイミングよく、娘が「パア キンカーオ」と声を掛けてくる。
朝食は娘の作ったホットケーキと野菜サラダ。
朝食を摂って一休みすると、早速作業開始。
これが壊れてしまった
椅子で、イミグレから帰っ
て「フーッ 疲れた」と
思いっきり背凭れに体を
預けた途端、背凭れが
吹っ飛んでしまった。
家を建てた時に買った
ものだから9年使った
ことになる。
しっかりした造りだと思っ
ていたが、思いのほか弱
かった。
修理を始めようと、吹っ飛んだ部品を観察して思わず納得してしまった。
これは背凭れの上部の
部品だが、木材と思って
いたが実際は木くずを
固めたのが本体(白っ
ぽい)で、ほぞの部分
(中央の茶色っぽい)は
なんと段ボールのような
紙を圧縮固めたものだ。
恐らく木くずなどでは、
ほぞが弱くなってしまう
からであろう。
これはもうしっかりした木材を使って、補強するしかない。
幸い壁掛けを作った時の廃材があったので、それを使う事にした。
見つけた端材をこれから
鉋掛けし、裁断すれば
いいのだが、弱点は
ラワン材である。
全体に鉋掛けした後、裁断して面取り・R付けしウッド・フィラーで目止めを
しなければならない。
ヘラ塗りのため一様に
塗れなく手間取ったが、
これをやらないと塗装
した時、塗料が材木に
吸われてしまうからで、
ラワン材はこれが
著しい。
ウッド・フィラーは乾くのが早いとはいえ、念のため1時間乾燥させたのち、
いよいよ塗装である。
本当は塗装前にペー
パー掛けして表面を滑ら
かにする積りだったが、
塗装を始めてから思い
出した。
でもまあいいかである。
どうせ家の中の椅子で
あるし、椅子の背を見る
人もいないから。
問題は若干椅子の色より濃い色と言う所。
しかし塗装で色を合わせるのは本当に難しいことで、これはもう近い色で我慢
するしかない。
さてここまで来たら組み立てるだけ。
まずボンドで仮固定して
おき、少し乾いたところで
適当に木ネジで固定だ。
木ネジは少し食い込む
ように固定し、その凹み
部分をパテで埋めて
上から再度部分塗装。
補修完了である。
そもそもこんなゴテゴテした物を買ったのがいけなかった。
これはタイばかりでなくどこも同じであるが、木目の美しい家具調度品は、
その木目を生かしてニスで引き立てるくらいしかしてない。
近頃は化粧合板などもあるが、それは叩いてみればわかる。
この家具のようなものは塗装ですべてを覆い隠し材料など判らない。
そういうことでは、塗装はカラオケのお姐さんの化粧と同じで、マテリアルの
悪さを全部隠してしまう魔法なのである。
ビザ申請やら社会保険申請やらで、今まで行ったこともないタイの官公庁を
訪れた。
この2~3日漸く落ち着いてきたため、朝起きて一服点け家の周りを散策
しながら一日の過ごし方を考えるようになった。
一株にツボミが伸び始め
てきたのに気が付いた。
これはバンダ系のラン
だが、はてなに色なの
かは花を見るまで判ら
ない。
表に出てふとお向かいさんの垣根を見ると、綺麗な大型の蝶が盛んに吸蜜
のため花の周りを飛び回っているのが目に入った。
タイに来てというより
シラチャに棲みついて
から、日本では見た
こともないチョウに
沢山出会った。
そうだ、今日は先日壊した椅子を修理しようと思いついて家に入ろうとすると
タイミングよく、娘が「パア キンカーオ」と声を掛けてくる。
朝食は娘の作ったホットケーキと野菜サラダ。
朝食を摂って一休みすると、早速作業開始。
椅子で、イミグレから帰っ
て「フーッ 疲れた」と
思いっきり背凭れに体を
預けた途端、背凭れが
吹っ飛んでしまった。
家を建てた時に買った
ものだから9年使った
ことになる。
しっかりした造りだと思っ
ていたが、思いのほか弱
かった。
修理を始めようと、吹っ飛んだ部品を観察して思わず納得してしまった。
部品だが、木材と思って
いたが実際は木くずを
固めたのが本体(白っ
ぽい)で、ほぞの部分
(中央の茶色っぽい)は
なんと段ボールのような
紙を圧縮固めたものだ。
恐らく木くずなどでは、
ほぞが弱くなってしまう
からであろう。
これはもうしっかりした木材を使って、補強するしかない。
幸い壁掛けを作った時の廃材があったので、それを使う事にした。
鉋掛けし、裁断すれば
いいのだが、弱点は
ラワン材である。
全体に鉋掛けした後、裁断して面取り・R付けしウッド・フィラーで目止めを
しなければならない。
塗れなく手間取ったが、
これをやらないと塗装
した時、塗料が材木に
吸われてしまうからで、
ラワン材はこれが
著しい。
ウッド・フィラーは乾くのが早いとはいえ、念のため1時間乾燥させたのち、
いよいよ塗装である。
パー掛けして表面を滑ら
かにする積りだったが、
塗装を始めてから思い
出した。
でもまあいいかである。
どうせ家の中の椅子で
あるし、椅子の背を見る
人もいないから。
問題は若干椅子の色より濃い色と言う所。
しかし塗装で色を合わせるのは本当に難しいことで、これはもう近い色で我慢
するしかない。
さてここまで来たら組み立てるだけ。
おき、少し乾いたところで
適当に木ネジで固定だ。
木ネジは少し食い込む
ように固定し、その凹み
部分をパテで埋めて
上から再度部分塗装。
補修完了である。
そもそもこんなゴテゴテした物を買ったのがいけなかった。
これはタイばかりでなくどこも同じであるが、木目の美しい家具調度品は、
その木目を生かしてニスで引き立てるくらいしかしてない。
近頃は化粧合板などもあるが、それは叩いてみればわかる。
この家具のようなものは塗装ですべてを覆い隠し材料など判らない。
そういうことでは、塗装はカラオケのお姐さんの化粧と同じで、マテリアルの
悪さを全部隠してしまう魔法なのである。
Posted by jinbei at 15:54│Comments(0)
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