2020年12月19日
知覧茶と鹿児島産の釣友
申し訳ありません、写真を1枚入れ忘れたので追加しました。
数日前冷蔵庫の中を片付けていたら、隅の方からお茶のパッケージが出て
きたのだが、袋を見ると「知覧茶」と書かれていた。
そう1年前母の葬式で日本に帰った際に、既に帰ってしまっていた釣友の
Tさんと再会した時に、土産として頂いたものであった。
恐らく実家の九州からのものであろうが、まだ茶の在庫が結構あったので
冷蔵庫に仕舞っていたのだが、段々奥に押しやられていつの間にか忘れて
しまっていた。 たまには冷蔵庫も整理するものである。
私は静岡産であるから静岡茶が当たり前であって、後は宇治茶と狭山茶しか
知らなかった。
今のお茶の3大生産地というと、静岡県・鹿児島県・三重県だという。
何と知らないうちに鹿児島県の名前が出てきた。
Googleで調べてみると、県では静岡が一番であるが市町村の生産量では
鹿児島県南九州市知覧町が最大だという。
そうは言ってもお茶は日本人にとっては欠かせないもので、日本食とは
切っても切れないものだから、どこで生産されていても不思議はない。
知覧町が最大なんてこと全く知らなかったので、早速煎じて飲んでみた。
色は綺麗な薄緑色をしていて旨味が強く、苦みは全く感じられない。
これは3煎目になってもあまり変わらず、美味しいお茶である。
知覧茶を調べてすることが無くなった私は、鹿児島と言えば錦江湾の釣りは
どんな塩梅かYouTubeを見ていたら驚きの記事があった。
錦江湾の中程東側にある鹿屋市高須港から、大型タチウオを狙って出船した
釣り人が158cm・2,7kg、魚体はその釣り人の両手サイズというから驚き。
「番外編、タチウオ釣り、九州錦江湾で巨大タチウオを追う」
その翌日のこと朝10時ころ、鹿児島産の釣友Mさんから電話があった。
Mさんは私と同い年であるが1級上で、今もバンプリーで仕事をしているが、
その日はシラチャ方面に行くから家にいてくれという。
昼ちょっと過ぎに表から声が掛ったので外に出ると、「これ俺が作った
『オモック』だけど上げるから試し釣りしてくれと言って手渡してきた。
「面白いほど釣れるから、You Tubeで「魚種格闘技・村田基さんと
オモックで遊ぶ」を一度見るといいぞ」と言って帰って行った。
魚がいる所ならどこでもなんでも釣れるが、いなかったら何も釣れない。
それに私は根っからの「餌釣り師」なので、リールも竿もジグ用は持って
いないので使いようがない。
どうも「オモック」って沖縄の漁師が考え出したものらしく、それを村田さんの
ような人たちが広めたらしい。
確かに釣り番組を見ると面白いように連れているが、かといってこのシラチャ
辺りで釣れるとは到底思えない。
さてさらにそれから2日経った翌日、晩酌をやっているとこれまた鹿児島産の
前述のTさんから電話が掛かってきた。
どうやら向こうも一杯やっているようである。
用件は大したことなかったが、Tさんの後輩が6,4kgという大きなヒラメを
釣りあげたので、「写真を送るから見てくれ」というものであった。
どうやらそのヒラメをTさん宅に持ち込んで、それを肴に飲んでいるらしい。
でもそういう話なら、どこそこでサイズはどの位で餌は何だったのか、説明も
なしに腹の中に納めてしまって、私にはちっとも面白くない。
第一味わっていないのだから。
こちらが送られてきた件のヒラメの雄姿である。 何んとも立派。
奇しくも今週は知覧茶に始まってMさんの「オモックとTさんの晩酌相手と
いう何とも鹿児島づいた1週間であったが、それでもこうしてお互いに近況を
話せるってことはいい事である。