2018年12月07日
ロックの献血
今日はロックの献血でバンセンまで行ってきました。
一昨日ミヤさんの所へ献血の依頼のメールが入ってきて、昨日 早速クリニックの
医師が検査採血に来ました。
前にも紹介しましたが、犬の血液は13タイプもあり、血液型が合う犬を探すのも大変
なんですが、我が家のゴールデンは4頭ともどのタイプにも合い、人間でいえばO型
ですね。
これが血液を必要として
いる犬で、名前は判ら
ないがタイの犬だそうです。
病気はタイの犬に多いダニ
の感染症で、放っておくと
肝臓をやられて死に至る
そうです。
今日献血するのはロックで、本当は7歳を過ぎているので献血はできないのですが、
昨日検査した結果では非常にきれいで、体重も55kgと健康そのもので元気であり、
問題ないと折り紙を付けられ、最後のタンブンにしました。
病院は小さなクリニックであり、小綺麗な感じで家の近くのクリニックとはえらい違い
で、スタッフも3~4人いました。
到着するとすぐに採血の準備で、採血部の毛を剃り落し、いよいよ採血の始まりです。
このクリニックでは麻酔を
使わないため、55kgもある
犬が踏ん張ったら一人では
押えきれないため、3人掛り
の仕事です。
以前行ったカセサートの動物病院も他の病院でも、採血中の写真など一切撮らせて
もらえませんでしたが、このクリニックでは何にも言われず、むしろ「どうぞ」とさえ
言ってくれました。
大きな病院だと何かあった場合、写真に撮られて後で証拠だなどと、言われるのが
困るからなんじゃないだろうか。
採血は注射器で採取する
のではなく、針を刺して
自然に出血するのを、計量
しながらのために時間の
掛ることこの上ありません。
15~20分も大きな犬を押
さえつける方もたまりませ
んが、針を刺されて3人が
かりで押さえつけられてい
る犬の方もたまらなかった
でしょう。
今回の採血量も450cc
抜きます。
ロックは今回で4回目の献血で、もう次回はやりません。
今まで献血してあげた犬が
どうなったのか、その後は
判りません。
私たちはタンブンの積りで
やっているので、助かって
欲しいとは思いますが、
それ以上は干渉しない
ことにしています。
採血した血液はすぐに輸血開始です。
病状にもよるでしょうが、
体が生きようとする力が
あれば生き抜くでしょう。
一方ロックですが、いくら元気だとは言え7歳以上で450ccも採取したため、塩化
ナトリウム溶液を150cc
点滴です。
お陰で左右の前脚に
針を刺すことになって
しまいました。
余程疲れたのか、車を降りるといつもは家の周りを歩きたがりますが、朝食を与えて
なかったため、家に帰って餌を食べるなりぐったりして寝てしまいました。
次はラックかルックなのかレックなのか、それでも3頭とも次で終わりです。