2020年06月12日
嫁さんの誕生パーティー
6月11日はミヤさんの誕生日。



前日息子に、お任せでプレゼントの足しにするよう何がしかの金を渡して
あったが、子供たちが何か用意するだろう。
ケーキなんか買ってきても、ミヤさんのことだからどうせ一口も口にしない。
帰宅して着替え、一服つけていると外が何やら騒がしく、玄関から入って
きたのが若い女性が3人。
勝手に上がり込んできて何やらミヤさんとキャーキャー言いながら楽し
そうに話し始めたのだが、どうやら誕生パーティーを始める雰囲気。
ミヤさんはモーターサイのタクシーにあれやこれやと買ってくるよう注文を
始めると、四人で話しながらビールを飲み始めてしまった。
ホントに女が4人も集まると姦しいことこの上ない。

その内にモータサイが
注文した食べ物を持って
くると、丁度帰ってきた
娘も加わり本当賑やか。
私は離れて一人で飲んでいたのだが、その中に引っ張り込まれてしまった。
彼女たちに家は何処か聞くと、ミヤさんがすかさず「カメーン(カンボジア)」
と言うが、当然タイ人と思っていた私「ヘッ、カメーン?」すると彼女たちが
「チャイ、カメーン、カンプチャ」だと言う。
何故ミヤさんがカンボジア人を知っていて、彼女達が誕生祝いをしてくれる
のか不思議だったが、昨年10月頃から今年初めまで、ミヤさんが知人に
頼まれて飲食店の手伝いをしていた時、ミヤさんが結構面倒見たらしい。
それに今回のコロナ騒ぎで、店も一時閉鎖し彼女たちも大変だったようだが
ミヤさんが家の買い置きなどを供給したようだ。
そろそろ8時近くになると、ミヤさんが「すえひろ(寿司屋)へ行こう」と言い、
テーブルを片付け始める。
彼女のうちの一人が
誰かに電話し「すえひろ」
に来るよう伝えていたが、
それは別として、あれ
だけ飲み食いして今度は
寿司だと。
どうやら日本食は別腹の
ようだ。
宴会に飲み物は水?と思っていたが、ミヤさんがさっさとビールを注文し
てんでに刺身やら寿司やら注文を始める。
よくしたもので店側もビール瓶はテーブルに運んでこず、カウンターの
向こう側でコップに注いでそれを持ってくるようにしていた。
しかし、ビール瓶を持ってこなくても、ビールがテーブルにあれば店が出した
と同じではないか、「頭隠して尻隠さず」と同じである。
食事もほぼ終わり、そろそろ9時(閉店)になろうかとする頃、娘が奥に
行って何やら包みを持ってきた。
黒い箱をミヤさんが
開けると、中身は何やら
造花らしきものだけ。
娘の「箱の下にある紐を
引っ張って。」という声に
従いミヤさんが紐を引き
始めると、後からあとから
テープで繋がった100B
札が出てくる出てくる。
その数ザッと30枚。
これにはミヤさんも大喜
びこの上ない。
ケーキよりよっぽど気が
利いている。
さて9時が閉店なので会計を済ませようとすると、彼女に呼びつけられた
男性が私を制して、自分が払うからとカードを出し勘定をさっさと済ませて
しまった。
たいして飲み食いもしないのになんか気が咎める。
Posted by jinbei at 16:44│Comments(0)
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