2019年05月30日
タイの身近なチョウ・・・その③
先日ミヤさんにチョウの写真を見せ、「このチョウタイ語で何というんだ」と聞いたところ、






「そんなの知らない。チョウはチョウでいいじゃない」という答えだった。
それはその通りで、別になんという種類のチョウなのか知らなくたって困らないし、
それは殆ど趣味や学問の問題なのであるから。
そういえば最近の日本の子供達だって、同じようになってきてるのかもしれない。
ところでタイにも結構きれいなチョウがいて、気が付いたら身近に、ちゃんとした和名が
付いているのが結構いたんです。。
【ヤエヤマシロチョウ】
ヤエヤマシロチョウはその名の通り八重山諸島から来た名前だそうですが、この
チョウの分布からいえば、タイの方が普通に見ることができるチョウなんです。
詰り、東南アジアに多く分布してるってことです。
いつものお向さんの庭木に
白いチョウが飛んできた。
最初はスジグロトガリシロ
チョウと思ったんですが、
ちらっと見えた表の模様が
全く違うことに気が付き、
直ぐに撮影です。
翅の表面を見せてはくれますが、閉じるのが早くどうしても裏面しか撮らせてもらえ
なかったのですが、黒い筋がくっきりとした真っ白な翅の中で本当に目立つ模様です。
大きさはモンシロチョウの大きさくらいで、模様から名前を調べるのは容易でした。
一方こちらはジャノメチョウの仲間です。
家の横の日陰に生えている雑草に飛んできて、吸蜜しているところを撮ったものです。
【ジャノメタテハモドキ】
こちらもモンシロチョウくらいの大きさのチョウです。
翅の裏は地味ですが、
表には見事な「蛇の目」紋
が入っています。
こういうはっきりした識別が
ある場合、名前は容易に
見つかるんです。
なんせ見ただけで名前が
分かるというほど詳しくは
ないのです。
どういうチョウの仲間か推測
できる程度ですからね。
サービスが良すぎるくらい、吸蜜の際にユックリ翅の開閉を繰り返してくれました。
お蔭で何回もシャッターを押さないでも済みましたね。
こちらのチョウも、最初見たときはハッとするほど印象に残るチョウで、4回目の挑戦で
やっと写真に収めることができたチョウなんです。
【リュウキュウムラサキ】
大きさはモンシロチョウよりやや大きいくらいで、花の周囲を飛ぶときは比較的ゆっくり
飛んでいました。
イナズマ紋と斑紋が淡い紫
色に見えますが、見る角度に
よって青白色にも見え、
とてもきれいです。
先に撮影に4回挑戦したと
書きましたが、同じチョウか
どうか判らないが、4回
遭遇し、4回目に撮影できた
ということです。
こちらも吸蜜中の写真。
日本には生息していないそうであるが、迷蝶として時々見かけることがあるそうです。
ハレギチョウに端を発して、身近にいるチョウを観察していたら思いがけないチョウに
出会うことができたのであるが、実際は観察するという目を持っていると、今まで
単に気が付かなかったというだけのことだと思います。
ヤッパリ カメラ買おうかなあ。
その前に今あるカメラが壊れているのか、バッテリーがイカレてるのかを知る方が
先決だろうね。
Posted by jinbei at 10:33│Comments(0)
│タイの動植物