2019年09月05日
生態系被害防止外来種アフリカマイマイ
丁度ひと月前、育ち過ぎたサボテンの子分けをし植え替えて手入れをした
ばかりなのに、とんでもないことになってしまいました。
下の写真は、そのとんでもないことになってしまった無残なサボテンの
姿で、株のおよそ半分が溶けてなくなってしまったようになっています。
どうしてこんなになってしまったのか、手入れがまずく雨期のために根腐れ
かとも思いましたが、植え替えたばかりで水捌けもよくしているためそんな
筈はないと思っていましたが不思議です。
このサボテンは集め始めたころからのもので、植え替える前はこんなに
育っていたんです。
他にも無残に荒らされた株が4つほどあり、それらは何れもトゲのないもの
ばかりです。
このサボテンなど中心
部分が全くなくなって
再生不能ですね。
どうしてこんなになって
しまったのか不思議
に思っていました。
ところが昨晩、夕食後に外で一服やっている際に、ふと気になりサボテンを
見に行ったところ、またもやあの大きなサボテンが5匹のカタツムリに集中
攻撃をかけられている最中でした。
これではいかに大きなサボテンでもたまったものではありません。
まさに現行犯逮捕ならぬ現行犯駆除しました。
このカタツムリの名は前にも投稿したことがある関係で、アフリカマイマイと
いう種類であることは知っていましたが、改めて調べてみるととんでもない
危険なカタツムリでした。
以下Wikipediaより抜粋しています。
世界最大の陸産巻貝の一種で、本種を中間宿主とする寄生虫（広東住血
線虫）は、人に寄生した場合は好酸球性髄膜脳炎を引き起こす危険があり、
身体に触れたり這った跡に触れたりしても、この寄生虫に寄生される危険
がある。
日本では外来生物法で生態系被害防止外来種に指定されており、世界の
侵略的外来種ワースト100にも選定されている。
東アフリカのサバンナ地域が原産だが、人為的に移植され今や熱帯地方の
殆どに分布している。
雑食性でほぼあらゆる植物の芽・葉・茎・果実・種子を食べ、他に落ち葉や
動物の死骸・菌類など選り好みをせず何でも食べる。
さらに巨大な殻を構成するカルシウムを補給するために砂や石、時にコン
クリートを摂取するほか、まれに共食いすることがある。
特に農作物などの柔らかい植物が大好物で、農業害虫として非常に嫌わ
れている。 又 小笠原諸島の陸産貝類の個体群を捕食し、次々に壊滅
状態に追い込んでいる。
こんなものが身近にいるとは知らず、また駆除するのに何の気なしに素手で
捕まえて放り投げたりしましたが、これからは気を付けないといけません。
そして見つけたら駆除するに限ります。
カタツムリは殻が割れる（欠ける程度では死なないと思いますが）とほぼ
死にます。
デンデン ムシムシ、カタツムリ～、お前の目玉は・・・
なんて言っている
状況ではありませんし、そんな可愛くもありません。
デンデン ムシムシ、カタツムリ～、お前の目玉は・・・
なんて言っている状況ではありませんし、そんな可愛くもありません。
Posted by jinbei at 10:49│Comments(4)
│タイの動植物
この記事へのコメント
アフリカマイマイがそちらに登場するのにびっくりですが、沖縄にもいるようで、粘液にも触れちゃだめだと学校で教えられるとか。
某テレビ番組で、茹でて食べるとおいしい、なんてこともやってたようです。
某テレビ番組で、茹でて食べるとおいしい、なんてこともやってたようです。
Posted by Masaosa at 2019年09月05日 16:46
Masaosaさん
もともとこいつがヨーロッパに持ち込まれたのは、エスカルゴの代用という
ことで持ち込まれたようで、養殖もされているようですよ。
九州でも見つかっているみたいですが、駆除の対象のようで、沖縄・小笠原
諸島には結構いるみたいです。
触らぬ神に祟りなしですね。
もともとこいつがヨーロッパに持ち込まれたのは、エスカルゴの代用という
ことで持ち込まれたようで、養殖もされているようですよ。
九州でも見つかっているみたいですが、駆除の対象のようで、沖縄・小笠原
諸島には結構いるみたいです。
触らぬ神に祟りなしですね。
Posted by jinbei
at 2019年09月05日 17:45
at 2019年09月05日 17:45食えたらと思いますが触るだけでも危険なんですよね。
たまに見ますからここらにも生息はしてるみたいですね。
たまに見ますからここらにも生息はしてるみたいですね。
Posted by サコンナコン at 2019年09月06日 16:46
サコンナコンさん
エスカルゴの様にたとえ食べレれたとしても、所詮デンデンムシ。
わつぃは食べたくありません。
やっぱり触らぬ神に・・・ですよね。
エスカルゴの様にたとえ食べレれたとしても、所詮デンデンムシ。
わつぃは食べたくありません。
やっぱり触らぬ神に・・・ですよね。
Posted by jinbei at 2019年09月08日 12:18
at 2019年09月08日 12:18
