2020年08月19日
漸く捉えたキシタアゲハ
今月の始めに、ウォーキングの途中でキシタアゲハを見つけたのだが、それ
以来お向かいさんの植木に注意を払い、数度見かけて写真を撮ったり
ビデオを撮ったりしたのだが、中々思うように撮れなかった。
写真は何十枚も捕ったのだが使える写真は10枚チョットしかない。
ビデオはと言うと何回も挑戦はしたものの、画像を小さくするとチョウが観察
できず、大きくするとあっという間に画面から消えてしまい使い物にならない。
同じ動くにしても、飛んでる飛行機の様に一定方向に同じくらいの速さで動く
のを捉えるのは簡単だが、チョウはどう動くか判らないから難しすぎる。
(1)やって来たキシタアゲハ
キシタアゲハは世界一大きいと言われるトリバネアゲハの仲間だそうで、
翅が大きいため、とにかくその飛び方も鳥やグライダーの様に滑空して
カッコイイのである。
前翅は黒いのだが、翅脈の周囲がグレーと言うかボケた色をしているので
これまた鳥の羽のような感じで、後翅の表側は鮮やかな黄色がものすごく
目立つのである。
私は完全にこのキシタアゲハに魅せられてしまった。
(2)休止(背中)
たまたま風が強く雨が来そうな日に葉陰で休止しているのを見付け撮影。
翅の裏側(写真はチョウを背中側から観察)
(3)休止(側面)
本当は吸蜜している時の写真を横から撮りたかったのだが、なかなか
見える所に停まってくれず、仕方なく休止中の姿をパチリ。
やっぱり黄色が鮮やかである。
(4)休止(腹側:表側)
(5)Uターン
何枚か写真を撮らせてもらえたのだが、いきなり舞い上がって我が家の
方に行きかけたのだが、何を思ったか我が家のグアーバの木のところで
いきなりUターン。
何枚か撮ったが思いがけなくはばたいた姿が撮れた。
(6)発進
その後吸蜜行動をとったので、シャッターを押しながら近づくとやっぱり
写真は撮らせてもらえなかったが、丁度翅を広げて飛び立った瞬間を
捉えることができた。
他のアゲハと違い、まさに鳥のような飛び方である。
私は色んなものに興味を持ったが、キシタアゲハには久しぶりに夢中にさせ
られた。
ベニモンアゲハに一時夢中になったが、そんなの問題ではないほど夢中に
なっていて、まだまだこの感じは続くであろう。